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プラハ上映会報告
 観客 市立図書館小ホール 125名 (令和5年5月21日)    
    アリアホテル     25名 (令和5年5月22日)
    合計 150名
5月21日の市立図書館小ホールでのプラハ上映会は、開催2週間前にすでに予約で満席になり、 急遽翌日22日に追加上映会を開催しました。
1日目の観客は85%チェコ人.15%日本人、追加上映会はチェコ人のみでした。
来場した方々からは、
・もっと大きく宣伝し沢山の人が観るべき映画だ。
・日本人、日本だけの問題ではなく世界の問題 だ。
・一般人は無力で政治家は日朝間の目に見えない協定に縛られている?
・日本政府はこの問題を先送りにしているように思うが何故?
・是非上映活動を続けてください、こ んなにひどいことは全世界が知るべきです。
・主権国家として絶対に帰還させなければ‥
などなど 沢山のご意見、ご感想をいただきました。
チェコ人はほとんどの方が日本が抱える拉致問題について知りませんでしたが、映画を観終わり 目を真っ赤に泣き腫らして会場から出ていらっしゃる方が多く見受けられました。
駐チェコ日本国大使挨拶
NPO挨拶
NPO挨拶(2日目)
​アベマリア独唱
1日目会場
2日目会場
プログラム本文
プログラム表
プログラム(2日目
アンケート内容
映画鑑賞終了後にお願いしたアンケートで6月初旬までに到着した物のまとめです

*50年の長い間拉致された人々がまだ戻れないのは、決して許されることではありませ
ん。政治的に解決されることですが、それが解決するまで、私たちに出来ることは、この
非道な出来事を決して忘れないようにする事と、伝えていくことではないでしょうか。
✴︎今回この映画上映会を通して、北朝鮮日本人拉致問題について詳しく知ることができま
した。
拉致されたご家族のどうしようもならない胸の痛みが伝わると共に、北朝鮮で母国の家族
の元に帰れることを希望に生きている拉致された方々のことを思うと、人生について考え
させられました。なぜこのような現実が存在するのか。人はなぜお互いを憎しみ傷つけ合
い殺し合うのか。この映画は北朝鮮日本人拉致問題のみならず人生において何が大切なの
か考えさせられるテーマが詰まっているなと感じました。
そして、40年かけてもどうもなっていないこの深刻な問題を日本だけにとどまらず世界の
視点からの援助を得るためにとても大切な企画だと思います。隣に座っていたチェコ人の
方がおっしゃいました。「人生においいて無駄な事は何一つない。想いや願いは必ず宇宙
に繋がり、かなうのだ」と。そう信じて生きていくしかありません。どうしても動かせな
い現実はそこにある。でも、この企画が一人でも多くの人の善良の心を呼び起こし、めぐ
みさんそしてめぐみさんと同じ境遇の方やご家族の方の幸福を祈る気持ちがゆるぎのない
大きなエネルギーとなり集まったとき奇跡がおこると信じています。でも奇跡は行動を起
こさない限り起こらない。その意味で本当に大切な企画であると思います。企画運営の皆
様に心より御礼申し上げます。チェコ人である主人と共に今回のチェコ上映会にあたり、
翻訳そして企画運営携わったFinda志保子様には感銘を受けました。このような大切な機
会を作っていただき本当にありがとうございました。
そして一人でも多くの拉致された方々の救済を心よりお祈り申し上げます。
✴︎北朝鮮に拉致された方々のことは、昔からニュース等で目にする度にとても気になって
おり、5人の方が帰国された時のニュースの映像は今でも鮮明に記憶に残っています。
映画を拝見し、私の兄とほぼ同じ歳のめぐみさんが拉致されてしまったのは、ちょうど私
が生まれた年だったということにも衝撃を受け、頭では何となくわかっていたつもりで
も、これほど長い間解決されていない問題なのだということを改めて感じ、なんとも言え
ない気持ちになりました。。。
拉致された方々、そして帰りを待ち侘びている高齢のご家族のことを考えても、本当に決
して風化させてはいけない、一刻も早く解決しなくてはいけない問題なのですね。
志保子さんのおかげでプラハでこのようなとても貴重な機会をいただき、心より感謝致し
ます。本当にありがとうございました。
✴︎  この映画制作には、特別な強い思いやメッセージが込められており、また、大変多
くの方達が携わり制作されており、
そして、それを上映する為にも日本各地、世界各国で多くの方達のご尽力と計り知れない
熱い思いがあってこそ開催がなされていると知り、
最初は、だからこそ、もっともっと多くの場所でより多くの方達に見て頂くことにこそ意
味があるのでは、と単純に思っていましたが、
今も尚、北朝鮮で本心を押し殺して暮らしてる被害者が大勢いる事や、
被害者やその家族の思いに寄り添ったつもりで、単純に救済を求める世論の声が高まるだ
けでは全く解決出来ない複雑な事情がある事など、本当に色々と考えさせられました。
そう理解したつもりでも、やはり、どうして攫われた日本人を取り戻せないのだろう、と
言う怒りは収まりません。
この活動が静かに平和的に、しかし力強く拉致解決へ結び付くことを願ってます。
そして、映画上映の前に、ウェルカムミュージックと言う素敵な図らいがあり、
シリアスな映画上映の前の温かいお気遣いにも胸がじんときました。
ありがとうございます。
✴︎主権国家として絶対に帰還させなければと思う。 多くの日本人にも見てほしいと思
う。
*映像と音による臨場感、拉致事件についてある程度すでに知っている身としては、
 最初の数分で目に熱いものがこみあげてくる映画でした。
 自分の娘と重ね合わせて、親と子供双方の気持ちを反芻しながら見させて
 いただきました。この度はご苦労を重ねられて、プラハで公開いただき本当に
 有難うございました。機会あるごとに、周囲にもこの映画について、拉致事件について
 周知していきたいと思いました。
*映画本編だけでなく、関係の皆様のご挨拶や特にめぐみさん友人の方のメッセージは響
くものがありました。映画も色々な調査をもとにご苦労されて作られたとは思いますが、
見ていて大変辛い映画でした。
 まだ北朝鮮から日本に帰国できない方々と日本で待っている家族の存在を思うと、心が
大変痛むとともに、そのような現実を日本人もしっかりと認識し続けることが大切だと感
じました。
 映画の内容は日本人なら殆ど理解できたと思いますが、チェコや外国の方々の感想を聞
いてみたいと思いました。
*日本海の海岸沿いで拉致が行われているという認識があったので、世界中で様々な人種
が・・・という事実を知り他人事ではないと感じました。
拉致された方、そしてそのご家族はどんなに辛いんだろと考えたことはありましたが、映
像として観ると胸がえぐられるような苦しさがありました。もっと沢山の方に観ていただ
きたいです。拉致された方全員が故郷に帰れますよう、心から願っております。
*北朝鮮が、何の罪もない日本人少女を拉致していることの理不尽さ、それが重大な人
権侵害であることを改めて認識した。
 映画で描かれていた田口八重子さんの拉致をめぐるいきさつは知らなかったので、この映画が
それを知る機会となって良かった。
 エンドロールにこの映画を資金面で協力した日本人の方々の名前が数多く流れたのが印象に
残った。

*犯罪の残響は、何十年も人々の心に残っているのです。この映画が感動的な作品で、多額
の協賛金寄付は、拉致というテーマがいかに日本にとって重要で差し迫ったものであるか
を示しています。より広い観点からでは、日本人と韓国人の間のこじれた関係は今日まで
解決されておらず、どうやらこの件に関しては、ポジティブな見方すらできないようだ。
拉致問題そのものが日本人の間で完全にオープンにされているのか、それとも失踪者とそ
の家族の運命が続いていることから懸念が広がっているのか、気になるところである。
*是非続けてください。こんなに酷いことは全世界で知るべきことです。映画では「日本
人の問題、日本人が解決しなくてはいけない問題」と何回も言われました。そうかもしれ
ませんが、全世界はこれを知るべき、全世界は北朝鮮などの酷い国を相手にしないべきと
思います。
*この問題について知ることは確かに非常に大切なことです。
旧チェコスロバキアだけでなく(第一次世界大戦後、旧ソ連からチェコスロバキアに逃れ
てきたロシア系住民の拉致事件。彼らは1945年と1946年にロシア警察によって拉致され
チェコスロバキアからロシアに戻り、収容所に収監されました。)映画は、私たちが世界
中であらゆる種類の独裁政権に抵抗しなければならないことを確認するものです。 映画自
体も非常に感情的な力強さがありました。
*これは明らかに日本人にとって非常に敏感で重要なテーマである。一般人はまったく無
力で、政治家は日朝間の存在しない協定に縛られている。この映画がどこまで本物の証言
で、どこまでフィクションなのかに触れることもきっと良いこととだと思う。
*衝撃的だが、北朝鮮の体制を考えると、残念ながらよくあることだ。
北朝鮮に連れ去られた日本人の行方不明者の救済活動に積極的に取り組んでいる人たちに
私は深い敬意を表します。
めぐみさんを探す2人の兄弟の活動についての話も知りたかったです。
*題材はとても深刻で悲しいものですが、私たちはこの映画を気に入りました。この
ような映画が作られることは確かに良いことであり、より多くの人々に広める必要が
ある。
*この問題や拉致被害者やその家族の生活に与える影響について、興味深く、知識を広げ
ることができました。このような映画に興味があるので、例えばFBページのイベントとい
う形で情報がもう少し広まるといいなと思います(個人的には、映画祭のグループの投稿
を見なければ、このイベントを知ることすらできませんでした)。
*私は特定の拉致事件については知りませんでしたが、北朝鮮(NK)が財政的に豊かに
することを目的としたいくつかのタイプの対外活動(特に国家が支援するサイバー犯罪、
密輸、麻薬生産、反対派への威嚇)を行い、そのほとんどが海外への影響力を広げ、活動
資金を調達するためであることは知っています。チェコ共和国は、世界の他の多くの国と
は異なり、NKと特別な外交関係を持っており(チェコは平壌に独自の大使館を持ってい
る)、旧チェコスロバキアはNKにかなりの軍事産業支援を行っていることは知っていま
す。
*月曜日の夜、プラハで行われたイベントは、私の予想を超えるものだった。まず、私はイ
ベントの形式と場所に対して自分が適切なドレスコードから少し外れていると感じていま
した(私はもっと良い服を着ていたでしょう)。Ariaホテルは非常に素敵な場所の選択
で、本当に印象に残りました。シャンパンとパンもありがとうございました。おもてなし
のレベルは予想外でした :)
映画は、その形式と内容が本当に感動的で、この問題のメッセージをインパクトのある形
で伝えています。チェコ人がこの映画について言うならば俳優の演技力で、私から見れば
せいぜい平凡なものでしたが、日本人は演技力に対して多少異なる期待を抱いているかも
しれません:)
私の最後の考えは、拉致された人々の帰還を達成する最善の方法は、NK政府との複雑な
外交プロセスであるということです。この「買い取り」には数百万ドルの費用がかかるか
もしれませんし、当然ながらいくつかの追加条件が必要です。要するに、解放された「拉
致被害者」が持っているかもしれない情報によって、NK政府が公に批判されたり、危険
にさらされたりしてはいけないということだ。彼らの大半はシークレットサービスのオペ
レーター養成のためにNK国内で働いていたのだから、この要素は非常に限定的である。
要するに、日本政府が彼らの解放にどれだけの資金を割くかという問題ではないかと思い
ます。悲しいことだが、歴史上前例のないことではないのは、こうした疑問がJP政府によ
ってあまりにも長い間受動的に先送りされ、ほんの一握りの拉致被害者だけが生きてい
て、最終的にはそのうちの数人だけが日本に解放されて(買収されて)、悲しいことに人
生の最後の数年間を過ごすことになるということだ... この暗い出来事、予測は悲しいこ
とに最も可能性が高いものであると言える。
*この上映会は大きな意義があります。もっと広く公に宣伝した方が良い。
*40年以上たった今でも、このような問題が存在することは、非常に恐ろしいことです。
日本政府が北朝鮮に圧力をかけ、拉致被害者全員の帰国を認めないのは不思議である。
*共産主義のイデオロギーが殺人的で破壊的であることを思い出すのは良いことです。
配布されたプログラムがなかったら、映画の中のフィクションとノンフィクションの区別がつか
なかったと思う。
*長編映画であることは承知しているが、もっと現実はひどいかもしれませんね。
何より、めぐみさんのご両親がとてもかわいそうで、めぐみさんが帰国できるような不断の努力
と抗議行動を評価しています。しかし、私は、北朝鮮に対して、最高レベル、つまり政府レベルで
の交渉と持続的な圧力がない限り、すべてが無駄になることが心配です。めぐみさんだけでなく、
すべての人が日本へ戻れますように!
*上映に興味を持ち、他の人にもこの映画や情報を話しています。
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