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後援:在オーストリア
日本国大使館
後援:ウイーン19区
協力
協力
協賛
日時 2024年10月14日 19:00
場所 ウイーン市19区区役所内ホール
観客数 70名
後援名義 在オーストリア日本国大使館
ベートーベンの遺書の家を内包する閑静な住宅街であるウイーン19区は東京都世田谷区の友好協定を結んでいる区域です。この19区のレッシュ区長が上映会のために区民ホールを無料提供してくださいました。
ウイーンの有名なワイナリーであるエスタハージー様からは会場の皆様にワインを提供、ANA様と日本屋様からはおつまみを提供いただきました。ワインとおつまみで上質なサロンの雰囲気を味わった後にトリオの音楽で幕を開けるという素晴らしい夕べとなりました。
後援名義をいただいた在オーストリア日本国大使館から、着任されたばかりの徳次席公使が始めにご挨拶いただきました。ウイーンは拉致被害者である田中実さんが消息を絶った場所でもあります。そのような注意喚起をいただきました。
ただ映画本編に関しては途中不具合が起こった場面がありました。皆様、ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
今回、新しい試みとして映画上映後に「質問会」を行いました。映画や拉致問題についての感想や疑問などを共有する場を設けたのです。時間ギリギリまで活発なご意見やご感想、質問をいただきました。
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拉致問題についてほとんど知らなかった。こんなことが行われていたのだともっと皆が知るべき。
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拉致被害者に洗脳を行う場面では間違った歴史を教え込んでいる。あの場面は観客に誤解を与えるのではないか?
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短波放送「しおかぜ」は実際に行われているのか?めぐみさんの家族以外の被害者の家族もメッセージを発信しているのか?それは有効な手段なのか?
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娘がウイーンの大学生だった頃、北朝鮮人の教授に声をかけられ色々と誘われたことがあったそうだ。拉致の問題を知っていたから危ないと思ったことがある。オーストリアは国交のある国。海外生活ではこういうことも起こりうる。
上映会当日の写真
【徳聡子 在オーストリア日本国大使館次席公使 挨拶】
はじめに、ここウィーンにて北朝鮮による日本人拉致問題を扱った重要な映画「めぐみへの誓い」の上映会実現のために尽力されてこられた M プロジェクトの皆様、協賛のエスタハージー様と全日空様をはじめご協力いただいた全ての方々に、日本国大使館を代表して敬意を表します。
民間団体の主導によってこのような拉致問題の啓発に資する活動が進んでいることを目にし、心強く思います。
日本政府は、2002 年に帰国した 5 名を含む 17 名を北朝鮮当局による拉致被害者として認定しているほか、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者が存在するとの認識の下、認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国のために全力を尽くしています。
北朝鮮による拉致問題は、時間的制約のある人道問題です。拉致被害者の御家族も御高齢となる中、その解決には一刻の猶予も許されません。また、この拉致問題は、日本だけにとどまるものではありません。被害者の中には、欧州滞在中に拉致された方もいます。さらに、拉致の被害者は韓国にも多数いることが知られているほか、タイ、ルーマニア、レバノンなどにも北
朝鮮に拉致された可能性のある方が存在することが明らかになっています。ウィーンも拉致問題と無関係ではありません。
1978年6月頃、当時28歳だった田中実さんは、成田空港からウィーンに向けて日本を出発した後、失踪しました。私たちは、田中さんは北朝鮮に拉致されたと考えています。田中さんの安否は現在も確認されていません。
拉致問題は基本的人権が守られる国際社会を築こうとする私たち皆が力をあわせて解決すべき問題でもあるのです。
最後に、今回ご来場いただいた皆様には、この喫緊の人道的課題に長年ご理解と力強いご支援をいただいていることに感謝を申し上げ、私の挨拶といたします。
【アンケート】
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拉致被害者の苦悩が伝わってきました。本人は勿論家族にとっても突然の不幸と苦悩、そしてその苦悩が永遠に続いているという事です。しかしこの問題は北朝鮮の金政権が破滅しない限り解決しないのではないか?そして中国、ロシアが北朝鮮をサポートする限り、解決は困難であり非常にハードルが高い様に思います。
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一日本人としてとても歯がゆく思います。 可能であるのであれば今後この映画の続編で海外での拉致事件や北朝鮮をサポートする国を非難する様内容を含んだ映画で外国の多くの人々に訴える事が少しでも解決に近づくのではと思います。最後に拉致問題が解決する事を願っております。
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この度は貴重な機会を与えていただき、心より感謝申し上げます。あの後、改めて拉致問題について検索し、いろいろと見てみました。皆様、様々取り組まれていらっしゃるのですが、社会全体に広がっていないように感じます。そういった意味で、映画のように分かりやすいものは、知っていただくのに有効な手段の一つかと存じます。
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Mプロジェクトの皆様は、自費で活動されていらっしゃるのですね。その強い思いに感銘を受けました。私も、我が子に伝える等、できることから始めたいと思います。
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拉致被害者の方々のことはとても他人事とは思えません。誰の身にも起こり得た、また起こり得ることだと思います。被害者ご本人やご家族ご友人方の苦しみはいかばかりかと心を痛めております。このような、人権や国家主権を全く無視した残忍で卑劣な行為は決して許されるべきではありません。今何が起こっているのかをただ知るだけでなく、解決の一端になるべく、世界への周知に向けて実際に行動に移されている貴プロジェクトの皆様には頭が下がる思いです。貴プロジェクトの活動に心からの敬意を表します。心より応援致しております
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