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オストラヴァ上映会報告
 観客数 クラブ アトランティック 25名 (令和6年3月4日)    
昨年5月のプラハでの2回の上映会に続き、今回はチェコ日本友好協会との共催でプラハ・Kino Lucernaにて、チェコ第3の都市であるポーランド国境に近い街オストラヴァ・Klub Atlantikにてチェコ日本文化センターとの共催で開催された。今回も前回同様、来場者のほとんどが現地チェコの人だった。
今回ご参加くださった野伏監督からは、<政治家と外務省のお役人には拉致問題に関するプロの知識を持ってもらわなくてはならないと強く思った>、池田氏からは、<めぐみさんは生きているのですか?>と質問を受けたことが一番印象的だったとの感想をいただいた。
​オストラヴァ上映会の様子
野伏監督舞台挨拶
受け付け
池田さん(同級生)舞台挨拶
スタッフ
シンポジウムの内容紹介
プラハ・オストラヴァ シンポジウムで出た質問  
・レバノンが自国民を取り戻すことができたとき、日本政府は北朝鮮との交渉でもっと厳しくあるべきでは? 
・レバノンにできてどうして日本はできない? 
・帰国した5人の日本人から得た情報とは? 
・映画のシナリオになるエピソードはどこから? 
・こういう映画を作り北朝鮮から危険な目に遭ったことはないか? 
・めぐみさんは生きていますか? 
・なぜ日本国は助けに行かないのか? 
・めぐみさんの子供がモンゴルでめぐみさんの両親に会った時何を話しましたか? 
・この問題を日本の子供達にはどうやって伝えていったら良いか? 
・行方不明者が拉致されていたことを日本は、世界はどうやって知ったのか? 
・拉致被害者は何を根拠に選ばれたのか? 
・現在の日朝関係は? 
・映画ラストシーン近くにある北朝鮮へ向ける短波放送は実際届いているのか? 

後日いただいた質問 
・近々、首相との会談はあるのでしょうか? 
・その際に拉致被害者家族の出席は可能でしょうか? 
・早紀江お母様とめぐみさんの娘、孫との面会はもう一度実現するのでしょうか? 
参加した方からの感想など・・・ 
➖ 印象に残った点については、レバノンが北朝鮮から自国民を奪還した話に対する参加者の反応をみたところ、実際に拉致被害者を取り返した先例としてもっと広めていく話ではないかと思いました。この話を聞けば必然「レバノンに(自衛権を発動して自国民を奪還するのが)できてなぜ日本に出来ないのか」という疑問がわいてくるとともに、「実力をを伴う自衛権を行使する可能性をみせて交渉に挑めば、計算高い北朝鮮はすぐに動きを見せる(反対にそうしない限りは、どうしてもこちらの打つ手は限られてくる)」というのが自ずから分かるのではないかと思います。 
この点、野伏監督がこういう意見を持っている日本の国会議員として西村眞悟元衆議院議員と青山繁晴参議院議員の2名しかご存じない(実際にはもっといらっしゃるのかもしれませんが)というのが、この意見が国会で少数であることを物語っているように思いますが、ここは一省庁でできる話ではなく最後は政治側の決断にかかっているので、主権者の国民が政治の側に何を求めるか次第である、というのがシンポジウムで受けた感想と個人的な意見です。  (大使館書記官) 
➖ 拉致問題は知っていたつもりでしたが、今回は大変、勉強になりました。 
特にレバノンが自国の人質を取り戻した話は大変驚きました。 
レバノンが人質をを解放しないと攻撃するといったそうですが、同国の軍事力、距離を考えるとそれ程 脅威になったとは思えません。 
何か別の力が働いたものと想像します。アラブリーグ、ロシア或いは中国? 
日本は憲法上の制約もあり勿論、軍事力は使えませんし、人質解放の為に軍事力を使っていては目的は果たせないと思います。 
いずれにしてもレバノンのアプローチは研究の価値があると感じた次第です。 
今回は本当に有難うございました。 (日本企業現地社長) 
-愛する人の拉致によってどれだけの人が人生を左右されたかという問いは、個人的に心に響く。延べ10万人というのは稚拙な見積もりだ。実際、上映会に参加している池田さんの息子さんでさえ、このせいで普通の子供時代を過ごしていない。 北朝鮮は三代懲罰を日本人に与えているのだろうか? 
上映会全体を通して、私はもっともっと情報を探したくなった。それらをまとめて、このテーマ全体についての感想をよりよくまとめたものをぜひ書きたい。広めてくださるMプロジェクト皆さんに本当に感謝します。 (チェコ日協会Kláraさん)
上映会バナー
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